オーストラリアに住む!ワーホリ・留学・海外生活をリアルに語る

ワーホリを経て、現在オーストラリアに永住となった、リアルな海外生活をご紹介していきます。ワーホリ時代からの日常生活をご紹介していますので、コロナにも負けず、近い将来ワーホリ・留学を目指す方々へ、少しでもリアルな日常をお届けでき、参考にしていただければ幸いです。

ファームを終えてちょっと一人旅へ~エアーズロック(ウルル)編~

WWOOFも終わり、オーストラリアでいちばん行ってみたかったところ。

 

そう、誰しもが知るあのエアーズロックですよ。

 

ワーホリでの留学でも、観光大国のオーストラリアに来たからには、やっぱりどこかに旅行に行きたいところ。

 

やっぱりエアーズロックは欠かせないですね。

 

ファームが終わったら、まず行こうと計画したのがエアーズロックですね。

 

普通ならシドニーやケアンズから飛行機で行くところですが、こんな田舎から空港はないですし、アデレードもエアーズロック行の便は当時はありませんでした。

 

じゃあ、バスしかないじゃん。

 

Greyhoundバスを利用して、いざ出発。

 

ルートとしては、こんな感じでした。

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Port Pirieという町まで送ってもらう

Port PirieからGreyhoundバスに乗る

Alice Springsに到着

一晩寝て、翌朝AAT Kings社のシャトルバスでエアーズロックへ

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Google Mapより

エアーズロックまで直接行く公共バス・市営バスはないですね。

 

一旦アリススプリングスまで行ってから、オーストラリアでは老舗のAAT Kingsというツアー会社のシャトルバスを使うしか方法はありませんでした。

 

まずはPort Pirieからアリススプリングスまで片道20時間・・・・マジしんどい。。

それも普通のバスですからね。バラエティー番組の、こんなところに日本人みたいな感じかも。

 

途中でバス運転手も1回交代してましたし、何回は食事休憩・トイレ休憩もありましたね。

 

草原の1本道をひたすらまっすぐ。電波もないから、WiFiも使用不可だし、めちゃめちゃ退屈でシンドイ。

 

夜にPort Pirieを出発して、翌日の午後にようやくアリススプリングスに到着。

 

エアーズロック行のシャトルバスは朝の時間帯に1日1本しかないので、この日はアリススプリングスの格安バックパッカーに1泊することに。

 

アリススプリングスは、特に観光地って感じもないですかね。

 

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約20時間かかって、ようやく到着。

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街中は、こんな感じ。

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街中の様子

 

翌朝、AAT Kings社のバスで、いよいよエアーズロックへ向けて出発。

 

若干来た道を戻り、一応ツアー会社なので、途中ラクダ園みたいなところに立ち寄ってくれました。

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待機中のラクダ

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面白ろそう。でも1人で乗るのも雰囲気的に恥ずかしかったので、今日は見てるだけ。

 

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このラクダは唾はいた

エアーズロックツアーの中でも、ラクダに乗るツアーは大人気です。

 

アリススプリングスから約5時間。やっとエアーズロックリゾートにつきました。

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エアーズロックリゾートは高級ホテルリゾートですが、そんな中でも、バックパッカーもあるので、1人旅にはとても助かります。

 

ちなみに、普通の部屋に泊まると、ホテルにもよりますが、1泊$300~$1000くらい。バックパッカーは1泊$40くらいですむので、ホントに助かりますね、

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エアーズロックリゾート内

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なかなか趣のある外席

さて、滞在期間は3日間のみ。しかし、着いたのはいいけど、何も計画していませんでした・・・後でわかったことですが、宿泊施設はこのリゾートしかなく、しかもここからお目当てのエアーズロックまで行くまで20km以上あるし、公共交通機関はおろか、タクシーすらない!ツアーを使うか、レンタカーしか手段がないんです。

 

このときは運転免許も持ってなかったので、とりあえずチェックインを済ませてから、ツアーデスクへ。午後になっているせいか、どの会社のデスクにも誰もいないじゃん。。。

 

唯一スタッフがいたデスクに行き、明日エアーズロックへ行くツアーがないかどうか聞いたところ、ギリギリセーフで申し込めました。その時で$90くらいだったと思います。

 

翌朝のピックアップ時間はなんと朝4時!サンライズツアーという要素もあるため、めっちゃ早いです。(エアーズロックを見に行くツアーは、必ずといってよいほど展望台で日の出を拝む行程が含まれますので、どのツアーも朝早いです。)

 

その日の夜は、スーパーで翌朝の朝食を買いに行くついでに、簡単な夕食をつくるための材料を買い、共同キッチンでつくって、外のベンチで食べてました。

 

このエアーズロックリゾート、結構ワーホリで働いている日本人がいて、その人たちの話を横から聞いていました。

 

ほとんどがハウスキーパー、もしくは日本語デスクで働いている人たちですが、みんな楽しそうに働いている様子。エアーズロックも日本からの観光客は多いですが、仕事ともなると英語環境だし、リゾートで働けているというのが楽しく感じるみたいですね。

 

そこで聞こえてきたのが、カタジュタ・風の谷のほうが面白かったとのこと。

 

あとで調べてみると、こっちのツアーも出ているみたいだ。

明日のツアーが終わったら、これもついでに申し込みに行こう。

 

その日は早めに就寝し、翌朝3時に起きて、ホテル玄関前から時間通りに出発。

まずはバスの中でガイドへ国立公園入場料(当時は$25で3日間有効)を支払い、いざエアーズロックへ!

 

まずは日の出を拝むために展望台へ。

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日の出を待つ

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もうすぐ

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日が出る瞬間

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生で見ると、徐々に日が昇るのがよくわかります

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最高の瞬間

完全に日が昇ったところで、いよいよエアーズロックの一枚岩へ。

 

これもあとで知ったのですが、エアーズロック登山は、すげー嫌がられるのですね。。。(今は完全禁止です)

 

先住民の聖地で、むやみに外部の人たちが立ち入る場所ではないという文化的背景があるのをツアー予約時まで知らず、デスクのスタッフさんを困らせてしまったことに、後で猛反省しました。。。

 

先住民の方々も、国立公園入場料で生活できている部分もあるので、ウルル登山をある程度は容認しなければならない状況だったみたいです。

(が、2019年10月をもって、完全禁止です。)

 

どのみち、ほとんどが天候の理由で登山口が開く確率は30%前後。

1年中ほとんど閉まっています。

 

僕が行った日も、エアーズロックのエリアにしてはめずらしく雨だったので、当然ゲートクローズです。

 

雨が降る確率は、リゾート売店のおばちゃん曰く、2%だそうです。

ある意味ラッキーかもしれませんね。

 

(過去40人くらいが登山中に落ちたり病気になったりして亡くなられているのだとか・・)

 

エアーズロックの様子がこちら

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歩道はこんな感じ

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ウルルに上らないでくれという案内板

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一応、登山ルートはありますが、鎖がついているだけで、結構危険です。

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回りの散歩も、なかなか神秘的で楽しかったです@@

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雨が降っているので、岩肌の一部が灰色に見えます。

エアーズロックは登山ではなく、むしろ麓巡りのほうがよいかもしれません。

上から眺めるより、下から見上げるほうが、この巨大岩の壮観な景色を体感できますし、小さな岩の変化にも気づくことができて、(昔のアボリジニーの生活跡も残されています。)非常に充実した時間になること間違いなし!

 

岩の上から見るのもよいかもですが、何もない草原を見るだけでは物足りないような気がします。

 

エアーズロックの一枚岩の1周は約9km。すべてを隈なく見られたわけではないですが、世界の中心となる象徴を見られて、大満足でした!

 

帰ってから早速再度ツアーデスクへ行き、翌日の風の谷ツアーを申し込みに。

無事に予約できて、あとはのんびり夕食を楽しもう。

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サングリアと一緒に、豪華なバーガー