オーストラリアに住む!ワーホリ・留学・海外生活をリアルに語る

ワーホリを経て、現在オーストラリアに永住となった、リアルな海外生活をご紹介していきます。ワーホリ時代からの日常生活をご紹介していますので、コロナにも負けず、近い将来ワーホリ・留学を目指す方々へ、少しでもリアルな日常をお届けでき、参考にしていただければ幸いです。

オーストラリアでの結婚 ☆We got married☆

ワタクシごとですが、本日入籍しました。

 

このコロナ危機の状況ですので、披露宴はできないので、定められた最少人数のみので、セレモニーとなりましたが、お知り合いの方々へは、これまでいろいろとご支援頂きまして、誠にありがとうございました。

 

というわけで、本日はオーストラリアの結婚についてご紹介

 

日本では役所で届け出を書いて出して、結婚成立!ってな感じだと思いますが、

オーストラリアの結婚は、結構なプロセスがあります。

 

基本的には、オーストラリアでの結婚手続き方法は以下の3つです。

 

  • 1.教会で牧師や神父さんの立会いの下で行う
  • 2.自分たちで会場を設定し、結婚執行人(Celebrant)を呼んで、その人の立会いの下で行う。
  • 3.政府機関の婚姻登録所にて、20分程度のセレモニーを行う。

 

ほとんどのカップルは家族や友人を呼んで披露宴も一緒に行うので、2の方法で結婚となるかと思います。

 

僕も知り合いの結婚式はシドニーに何度がおよばれしましたが、どちらも自分たちで披露宴会場と併設された場所へCelebrantを手配して、式を行っていました。

 

が、しかしですよ。このコロナの状況ですからね。。普通の結婚式は禁止されておりまして・・・

 

うちの嫁と「結婚するか!」と決めてから、もうすぐ1年経過。

このままロックダウン解除を待っていると、いつになっても結婚できそうもないので、相談したところ、「じゃあ、手続きだけ先にやっちゃおうよ!」というわけになりましたですよ。

 

この危機が落ち着いたら、改めて、身内をはるばるではございますが、こちらへ呼ばせて頂き、ささやかな披露宴を行いたいと思います。

 

で、現状では、以下の最少人数であれば、結婚手続きは可能なのです。

 

  • Celebrant(結婚執行人)
  • カップル2人
  • Witness2人(第三者による手続きを見届ける人)

 

この合計5名のみであれば、結婚できるのです。

 

というわけで、僕らは3.の方法しかないので、この様式で結婚しました。

 

まずは簡単にプロセスを紹介しますと、このようになります。

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(結婚する日から1カ月以上前)

NSW Registry of Births, Death, and Marriagesのホームページからインタビューを予約。

↓↓

(インタビュー当日)

インタビューを受ける。ここで結婚式(セレモニー)の予約をする。

↓↓

予約した日と場所で結婚式(セレモニー)を行って、手続き完了。

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僕らはNSW州滞在なので、まずはNSW州の役所のホームページから、結婚のためのインタビューを予約します。(Registry of Births, Death, and Marriages)

 

オンラインから簡単に予約できますよ。

https://www.bdm.nsw.gov.au/Pages/marriages-relationships/marriage.aspx

 

予約ができると、Eメールへ予約完了の旨が届きます。

 

次に、以下の書類を記入し、インタビュー当日に持参します。

 

  • Notice of Intended Marriage (NOIM)
  • Application for a Registry Wedding

 

どちらも公式ホームページからダウンロードできます。

 

Notice of Intended Marriageは、婚姻申込書みたいなものですね。カップル2人の名前や出身などの個人情報を提出するものです。

 

Application for a Registry Weddingは、セレモニーをするための申し込み書ですかね。支払情報などを入力して提出します。(だいたい$450くらいかかったかと思います。)

 

この2つの書類と、パスポートを持って、最寄のRegistry of Births, Death, and Marriagesのオフィスへ、インタビューに行きます。

 

インタビューでは、各種書類のチェックと提出、支払、国籍や年齢、住所などを確認して、最後にセレモニーの日取りを決めて予約します。

 

このセレモニーは、Notice of Intended Marriageを提出してから1カ月以上後で設定しなければなりません。

 

インタビューが終わった後は、こちらで見届けしてくれる第三者の人(Witness)を2人見つけなければなりません。

 

このWitnessは、18歳以上であれば誰でもOKだそうです。(2020年5月現在)

永住権保持者とか、オーストラリア人じゃなきゃだめとか、そういうことは一切ありませんでした。

(が、何度もしつこくて申し訳ないですが、ルールは変わるかもしれませんので、最新情報を必ず各政府機関へ確認をお願いしますね。)

 

インタビューした人は、「極端なこと言っちゃえば、その辺に歩いている人を捕まえて連れてきても別に問題はないけどね」

 

とかいってましたが、念には念の入れて、僕らは、やはり僕ら2人をいちばん知っている方々2名へお願いをして、今日のセレモニーに来ていただきました。

 

そしてセレモニー当日は、予約時間の15分~20分前には必ず到着しましょう。

僕らは今日は20分前に到着しましたが、前の時間帯は誰もいなかったので、

 

「前の組がいないから、もうやっちゃうか~」

 

なんとも陽気な、でもしっかりとした雰囲気も持つCelebrantの方でした。

 

場所は、役所の会議室のようなところに、とりあえず結婚式のための簡易的なアーチはありました。

 

まずは僕らの名前のスペルと各個人情報に間違いがないかどうか、書類を再度確認。

 

この書類通りにNSW州に登録されるので、間違いがないかどうか、よーく確認しましょう。

 

そして、簡易アーチの下に2人で立ち、Celebrantの言われるがままに、誓いの言葉をリピートします。

 

で、指輪の交換。

 

最後に結婚証明書となるものにカップル2人のサインを署名し、Wintess2名にサインをしてもらい、時間の許す限り、気のすむまで写真を撮って、終了です。

 

セレモニーそのものは、20分くらいで終わってしまいました。

 

このあと10日後くらいに、正式な結婚証明の書類が手紙で届くそうです。

(でも法的には今日で夫婦と認められるそうです)

 

というわけで、オーストラリアで結婚するには、最低1カ月はかかるということですね。

 

 日本国籍の場合は、結婚してから3カ月以内に婚姻届けを領事館へ提出しなければならないようですので、僕らもこれから行ってきます。

 

オーストラリアでの結婚は、こんな感じです。

以外と簡単なのですよ。

 

ですが、パートナービザなどをお考えの方は、結婚=ビザ申請の可能ではありませんので、ご注意くださいね。

 

パートナービザ申請は、2人の関係が本物で、かつ長く続いていることを証明していかなければなりませんので、結婚したからといって、ビザがOKというわけではございませんよ。

 

何はともあれ、今日から独身ではなくなったわけですが、特に変わりなく、今まで通り平和に過ごせるように頑張ってまいります。