セカンドワーホリ⇒学生ビザで滞在延長することに
シドニーに戻ってからは、再び運よく自分の好きな分野の仕事につくことができて、それなりに充実したセカンドワーホリライフを送っておりました。
だいぶ英語での仕事にも慣れてきて、たくさんのビジネスネットワークも広げることができたので、仕事の幅もなんだか広がった気がしますね。
さてここで、みなさんも気になるところだと思いますが、
「もっとオーストラリアにいたい」
ということにもなるでしょう。
ワーホリで来た場合、ほとんどの方が学生ビザで滞在を延ばしていますね。僕もそうでした。
現時点ですが、オーストラリアの学生ビザは、条件がありますが、働くことができます。基本的には以下の通り。**必ず最新情報は移民局に確認してくださいね。
- 2週間で40時間までの労働はOK(長期休暇中は無制限)
学生ビザでは働けない国も多いですが、オーストラリアでは制限付きでできるのですよ。
ファームに行くのが嫌な人は、最初から学生ビザ延長を目指す人も多いですね。
資金にすごーく余裕のある人は、大学などへ行けば、後々さらにいろいろと有利になるかもしれませんが、そんな人はほとんどいないと思います。
それでも、意外と安い値段で、学生ビザを申請できる学校はたくさんあるんですね。
そのおかげで、オーストラリアでは留学ビジネスが成り立っているわけですが。
僕も大学なんかに行くお金はもちろんないので、安く行ける学校を探しました。
今更語学学校へ行ってもどうしようもないので、せっかくだから、少しでも今後に生かせるようなものはないものか・・・とそこそこ真面目に探してましたね 笑
そこで、初心者から学べる会計学のある学校を選ぶことに。
みんな普通はビジネス学科のようなコースを選ぶのですが、噂では何もすることなくて簡単すぎるようなことを聞いたので、それなら、これから仕事へ生かせそうなことを勉強しよう!と思ったわけです。
このような学校でも、最大で2~3年くらいは滞在が延ばせるのですよ。
僕もこのコースにして、2年のカリキュラムだったので、滞在も2年間延長することができました。
会計といっても、最初はエクセルの使い方とか、そんなレベルからスタート。
徐々にオーストラリアの法律や、ATO(オーストラリアの税務局)の仕組み、各種税金の仕組み、会計レポート作成の練習などを行っていきましたが、きちんと学校へ行っていれば、僕みたいなド素人でもちゃんと卒業できるレベルですので、ご安心を。
費用もそこまではかからなかったですかね。
初期費用で、だいたい20万円くらいかな?
(入学金、最初の3カ月の授業料、学生ビザ申請代金、ビザ申請のための健康診断、2年間の学生保険)
全体の授業料も、たぶん2年間で120万円ちょっとだったような気がします。
もし大学とか行くと、外国人は正規料金となるので、1年間でウン百万だそうですよ・・・おー恐ろしい><
学校も、別に毎日行く必要はないです。
学校にもよりますが、基本的には、自分で自由に時間割を決めることができます。
1週間のうちで、決められたコマ数に達するように時間割を組めばよいのですよ。僕の場合は、1週間で4コマ取る必要があって、火曜・水曜の午前中に1コマずつ。金曜日に午前・午後に1コマずつとっていましたよ。
職場でもパートタイムにしてもらって、学校の合間に仕事してました。
あくまで会計の初歩を少しやっただけなので、会計士の仕事ができるわけではないですが、仕事には必ずお金の計算はつきもの。売上を会社のソフトへ入力していくのですが、この学校で学んだことで、そのソフトの仕組みがより理解しやすくなりましたね。
いろいろと融通の利くこのような学校ですが、中には結構サボる人も多いようで。
当たり前ですが、出席が足りなかったり、きちんと課題をこなさなければ退学となり、学生ビザはキャンセルされますよ。
僕が行っていた学校も、まぁ時間通りに始まらないのですよね。マジで時間の無駄です。みんな時間通りに来ないのですよ。
先生たちも、みんなに合わせるからどーしようもないですね。
僕は時間通り9時に来ますけど、授業が始まるのは10時ですね。
それでも、僕は定時に通い続けました。
もちろん、真面目に授業する先生もいますよ。
ちゃんと時間通りに真面目に授業を受けていれば、ホントにどうしようもないとき、意外と融通利かせてくれて、遅刻したり早退しなければならないときでも、フルアテンダンスにしてくれるんですよね。
正直、サードワーホリはきついと思います。
サードワーホリは、セカンドワーホリ中に6か月以上ファームでの仕事をしなければならなかったと思います。(条件は変わりやすいです。最新情報を必ず移民局に問い合わせてくださいね。)
これはさすがにきついですよね。
ワーホリの1年(あるいは2年)で物足りないかも・・と少しでも感じていれば、フルタイムで働けるワーホリの間でしっかり稼いで貯金して、学生ビザを視野に入れていきましょう。